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★新神木の落花生の収穫祭

落花生の収穫をするよ

【ご近助コンシェルジュ 宮崎・宮前平・神木・けやき平地区担当/南、2022年11月15日 記】

2022年10月8日、新神木自治会の落花生収穫祭にお邪魔しました。
「畑があってね。落花生の収穫をするよ」とは聞いていたんですが、行ってびっくり!
園芸の小さな畑を想像していたのが、なんとも規模の大きい立派な畑が住宅地の中に突然現れました。

時代を遡ると、宮前区の60年前は農業地帯、今でも畑が残っています。
とはいえ、都内から電車で30分の住宅地にこれだけの規模の畑が残っているのは驚きです。
そういえば、行きに参加者の方から、「ここは昔、農道だったんだよ。今日行く畑の管理をしているのは60年来の同級生」と道すがら聞いていました。
畑を見て、初めてかつての農地を想像できました。

畑を管理する田中さん。近所の小学生の食育活動でも畑は利用されているそうです。
これまでたくさんの子どもたちに農業の指導をしてきたけれど、低学年と高学年の子どもたちの畑は「全然、違うでしょ?」と。
「食べものがどうやって育つのか。収穫だけじゃわからないから、育ててみるのが大切なんだよ。」

【写真:大きな畑が突然目の前に】

大きな畑が突然目の前に

大きな畑が突然目の前に


落花生の実

ところで落花生。どんな風に実がついているか、知ってますか?
いちごのように? それともえだまめのように?
いいえ違います。
実はじゃがいものように土の中で育つのです!
知ってましたか?

恥ずかしながら、私は知りませんでした。
そんな私ですから、見ているだけで楽しくなってきました。
畑に入ってみると、土がフカフカです。
足で踏むのが申し訳ないほど。堀ると、出る出る、落花生!
大人も子どもも一心不乱に堀っています。
子ども達は、土の中から出てくる虫、田中さんの持っている農具にも興味津々。

都心のベッドタウンで育ち、農業を知らずに育った私達。
日本の食糧自給率は38%(令和元年/農林水産省)ですから、目にする機会が少ないのは仕方がないのかもしれません。
育てる大変さ、農業の楽しさ。
いちご狩りでは、伝わらない深い体験ができたのは 生産者の田中さんのお話が聞けたからだと思います。

長く地元で生産者として生きていくというのは、どこか使命感がなくては難しいことだと思います。
周囲がマンションや住宅地になり、農道が道路になり……。

ありがたい体験をさせて頂きました。
今「フードロス」という言葉を、雑誌やネット、テレビでよく耳にします。
会社でも、SDGsの一環で取り組むようにしているところも多いと思います。
でも、どこか実感が湧きませんでした。

生産者の声を聞く。しかも畑で!こんな贅沢な体験はありませんね。
神木の方々が本当にうらやましい!
素晴しい体験ありがとうございました。

【写真:落花生収穫!】

落花生収穫!

落花生収穫!


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田中さんの話をじっくり聞く参加者たち

田中さんの話をじっくり聞く参加者たち


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